介護関連の仕事をしているほとんどの方が知らないこと



実は、介護関連の仕事をしている
ほとんどの方が知らない、
いや、誤解している事実が存在します。
なぜなら、重度の片麻痺後遺症になった当事者だけが
知り得る事実が存在するからです。
たとえば、左片麻痺の方を介助しようとする場合、
ほとんどの介助者は、不安定な麻痺側への
転倒を警戒するあまり、
麻痺側である左側近くに立ち、
介助しようとします。
実は、これは、非常に危険な行為なのです。
私の経験からの推測なのですが、
左手をつかさどる脳の領域と、
左足をつかさどる脳の領域とでは、
互いに干渉しあっているようなのです。
つまり、左手への刺激は、左足への動きに大きく影響を及ぼす
ということです。
具体的に言うと、
左手や腕に何かが接触したりすると、
左足の動きが悪くなることを
何度も経験しています。
おそらく、同程度以上の麻痺になっている方は、
同じ現象が起きていると思われますが、
これまで私が接した同程度以上の麻痺の方で、
このことに気付いている方は、
一人もいませんでした。
そのことを指摘したことは
何度かありましたが、
私の表現力不足のせいか、
上手く伝えることができませんでした。
気付いていれば、
なんとか対処することは可能だと思いますが、
そうでなければ、
対処のしようがありません。
その場合は、非常に危険な状態にある
と言ってもいいでしょう。
何故なら、麻痺側の足は元々動きが悪い上に、
介助者が誘導しようとする方向に
さらに動きが悪くなる
わけですから、転倒のリスクが増す
ことになるからです。




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